最終更新: 29 Oct 2026 | 68 ビューアー |
要点:プレキャスト擁壁は工場で製造し、現場では据え付けるだけなので現場作業の時間が短く、型枠もコンクリートの硬化待ちも不要で、品質も一定です。現場打ちコンクリートは、高さや形状がプレキャストの寸法を超える擁壁や、他の構造物と一体で打設する壁に向いています。どちらを選ぶ場合も、高さ・寸法・基礎は地盤と上部荷重をもとに技術者が設計してください。
| 項目 | プレキャスト擁壁 | 現場打ちコンクリート |
|---|---|---|
| 現場作業 | 掘削、均しコンクリート打設、据付、埋戻し | 配筋、型枠組立、打設、養生、脱型、その後埋戻し |
| 工期 | 短い。製品は工場で打設・養生済み | 長い。強度が出るまで埋戻しできない |
| 品質 | 工場管理で寸法・厚さが均一 | 職人の技量、天候、現場養生に左右される |
| 機械 | 大型品はクレーンや掘削機が必要、小型品は人力可 | 大型の吊り上げは不要だが、型枠・支保工・生コン車が必要 |
| 形状・高さ | 規格寸法、または現場に合わせて受注生産 | 設計どおり任意の形状・高さ |
| 他所での再利用 | L 型と大型ブロックは吊って移設可能 | 撤去後の再利用は不可 |
PCI Journal(2017 年)に掲載された、プレキャスト擁壁と現場打ち擁壁を比較した研究では、プレキャストは現場の施工時間を短縮し、作業員のリスクを減らし、コンクリート品質を管理しやすいとしています。一方で、部材寸法は輸送と吊り上げの制約を受け、継手の設計が重要だと指摘しています。
| 寸法(cm) | 厚さ(cm) | 1 本の重量(kg) | 10 輪トラック(本) | トレーラー(本) |
|---|---|---|---|---|
| 50×50×100 | 10 | 250 | 60 | 120 |
| 60×50×100 | 10 | 250 | 60 | 120 |
| 145×120×200 | 12.5 | 1,700 | 8 | 17 |
| 180×150×200 | 15 | 2,536 | 5 | 12 |
| 210×180×200 | 17.5 | 3,436 | 4 | 9 |
| 250×210×200 | 20 | 4,600 | 3 | 6 |
| 280×240×200 | 20 | 5,300 | 2 | 5 |
| 420×360×100 | 30 | 5,508 | 2 | 4 |

施工は 4 ステップ:壁の位置に沿って掘削 → 均しコンクリート打設 → 壁を連続して据付 → 埋戻し・整地



プレキャスト擁壁に基礎は必要ですか?
L 型擁壁は打設した均しコンクリートの上に据え付けます。基礎は高さと地盤によるため、技術者が決定してください。
自分で施工できますか?
Geo-block と小型ブロックは人力で施工できます。大型の L 型擁壁と大型ブロックには吊り上げ機械が必要です。
L 型擁壁の高さは?
規格寸法は 50 cm からで、現場の高さに合わせた受注生産も可能です。上の寸法表をご覧ください。
お問い合わせ・お見積り:CPS 電話 +66 61 403 4448 · LINE @ccp-pavingstone
製品:L 型擁壁 L Series · 道路局仕様 L 型擁壁 · 大型擁壁ブロック · 小型擁壁ブロック · Geo-block
参考:Design principles of totally prefabricated counterfort retaining wall system compared with existing cast-in-place concrete structures、PCI Journal、2017 年 9–10 月